会長挨拶(テーマ・趣旨)

第25回関西MISt研究会 会長 松森裕昭
松森 裕昭
香芝旭ヶ丘病院 脊椎人工関節センター

会長挨拶: 第25回関西MISt研究会開催にあたり

コロナ禍のため延期を重ねた本研究会ですが、2022年3月12日、グランフロント大阪にて開催させていただきます。 コロナがまだ治まっていない状況のためハイブリット開催とさせていただきました。 脊椎MISt手技は、ここ数年で確実に進歩しその手技は多岐にわたってきました。 そのため、一つの手技にこだわると他の手技の利点や欠点について学ぶ機会が少なくなると思います。 今回は各分野で多くの経験を積まれた先生方から講演を頂き、実際の症例についての術式選択や経過について積極的に議論を交わし、 今後の治療方針に役立てていただきたいと考えております。 低侵襲というだけで術後成績が悪ければ本末転倒だと考えます。 そのため経験豊富な先生方からそれぞれの手技のピットフォールとその対策を学ばせていただきたいと思います。 そこで、シンポジウムを2つ企画しました。 一つは【低侵襲前方椎体置換術の正しい使い方】について、もう一つは【単椎間腰椎すべり症に対する手術方法】です。 特別講演は、近畿大学奈良病院の戸川大輔教授に「椎体形成術の現況 -骨粗鬆症・溶骨性腫瘍の適応、固定併用例」のタイトルでご講演をしていただく予定です。 明日からの臨床に応用できる内容と思います。 本研究会が実りある会になりますよう、皆様のご支援、ご指導何卒よろしくお願い申し上げます。

PAGE TOP